僕の生まれ育った越前市の、探さないと判らないところに鶏舎があります。
そこには結婚した相手の家が鶏舎だった事で、家業を手伝い、卵販売をしている若い男の子がいます。
当たり前ですが、鶏は生き物なので毎日世話があるので、毎朝早くから働き、留守にも出来ず、旅行にも行けず、誰もが敬遠しそうな事を真剣に取り組んでいる事に驚きました。
僕も微力ながら彼の卵を使わせてもらおうと決めました。
もしも何か僕の使っている料理やデザートのデータが、彼のこれからの卵の生産や味に活かせるのであれば幸いだし、
何より会ったときのピュアな感じが好感度MAXでした。
30歳になるかならないかで苦労も気にせず、黙々と働く人を応援していければと思います。
人の生活になくてはならない縁の下の力持ち的な卵です。
変なブランド思考の指向より大事なんじゃないかな?