2013年2月22日にお店をオープンさせて丸8年が経ち、今日9年目に突入しました。
僕がこの仕事に就いた1983年、日本が1986年からバブル期を迎える直前で、今は聞くこともない「この仕事に就けば食いっぱぐれる事はない」や「丁稚」を信じた世代かもしれません。
だからこそ学校を辞めて飛び込んだ世界。そうすれば学年が上の人よりキャリアは長くなるから。
ところがどっこい、時代の先には週休2日に8時間労働?自衛隊だった父親と風呂に入ったときは「同期の桜」や軍歌、赤い靴を歌ってくれて、意味もわからず聞いて養われた心意気は不要なのか?
CheapTrickが一番好きだけど、1988年まで低迷期で、1988年全米No1ヒット後のツアーは前から3列目。息子を抱えて見たのはいい思い出。Van Halenの「1984」では「Jump」よりも「Panama」が好きで、1986年だったか?、Boowyがハイエースで「わがままジュリエット」を流して空席を埋めようとしてたから、次があるさと思ったら「ROCK ‘N ROLL CIRCUS TOUR」は見られなかった時代。
誰もが地場産業で個人社長になれたバブル時代、いつかは僕もと夢見たけれど、時代は変わってバブルは弾けてブッ飛び、阪神大震災、リーマンショック、東日本大震災、おまけにコロナ禍にどハマり、1日でも早く仕事に就くことは、学歴のない自分が信じる道だったはずが、この仕事でも当たり前に食いっぱぐれるような、不安を煽る報道に耳を傾けています。
どんな時代も仕事に追われていたし、時間がある時は身体を壊しているときだったから、今は人目を気にせず、ゆとりある時間が流れるのは、職場を変える時すら生活に追われて、全てを急いだ自分は、良い意味で見つめ直すいい時間でした。
そんな中、告知もせず、みんなのストレス発散を兼ねて恒例の食事会を開催しました。
もっと広く支えてくれている方々にお礼の気持ちを表したいのですが、これが今のスタンダードと思い、密を避けての開催でした。
浅草を歩いて衝動買いしたT-シャツを来て、来県してくれた「東京會舘レストランプルニエ」松本シェフに感謝!
今年もどうなるか判りませんが、たくさんの方々に知り合えたご縁に感謝!!