松本シェフが福井に来られてから、もう1週間が経ちました。
来店された多くのお客様からは「次回も案内してほしい」と言っていただき、
来られなかったお客様からも「これから案内してほしい」と毎日のように言っていただき、僕たち自身が反応の大きさに驚いています。
小さな店ですので、お席の配列まではお客様の要望に応えられなくて申し訳ないのですが、いろんなシェフを福井にお招きして、これだけ回数を重ねていくと、お客様同士が仲良くなって、サラマンジェフで再会するのを楽しんでおられる方もいて、こちらも嬉しさ倍増でした。
お昼から空になったワインのボトルの本数も驚く数で、いかにこの日を楽しみにされていたかを感じました。
お客様がサラマンジェフに対して望まれる食の方向性が鮮明に判り、声を大にして訴えられる方々もおられて、自分たちが進んでいる道が間違いでないことを確信し、これからもお客様と歩む道を決定づけたようでした。
奥ゆかしさを忘れ、福井をフォアグラのごとくガバージュ
「強制摂食(Force-feeding、食事強制、強制飼養)とは、何らかの方法で人物・動物の意思に関係なく摂食を行わせること」するのは、
アピールが下手で奥ゆかしいのも福井人の良さであったのに、不自然ささえ感じる気もしてきます。
変わらなくてはいけないところもあるだろうけれど、あの日のお客様の笑顔を見ていると、福井をガバージュすることではないように思いました。
これからも、まず地元の方々に喜んでいただけるように、ごく自然に地元と歩もうと思いました